HOME 陶芸家 高橋 衛 プロフィール

ARTIST

高橋 衛

造形作家/アーティスト 高橋 衛 Mamoru Takahashi

PROFILE

1967生まれ。造形作家、写真家、イラストレーター、写実水彩画家。CDレコードジャケットに憧れて、美術の世界を志す。高校卒業後、大阪の美術専門学校を経て、武蔵野美術大学に進学。大学卒業から1999年まで、東京にてillustrator+designer+objectのフリー作家として活動。 2022年、陶食器に彩色する「花鳥陶画」オリジナルブランドを立ち上げ、PACに参加。

CONCEPT

私は日本に生まれて良かったなぁ、と心から思っています。
大好きな四季折々の風景から、旬を感じ、気温を感じ、匂いを感じ、その時にしか味わえないものを五感全てで感じ、表現したい。そう思って、絵を描いています。

痛いことも嬉しいことも、自分の心と身体で受け止めて、その中で生きていって、正直に感じること。それが「花鳥風月」だと思っています。

日々変わっていく自分の周りの一瞬を絵にすることで、それを見る人にとっての幸せ、喜び、勇気、元気の素に変えることが私の仕事です。
花鳥風月からその名の一部をいただいた「花鳥陶画」は、そんな想いをひとつひとつに込めて、丁寧に制作しています。

大自然の中にある普遍の喜びを、陶食器に忠実に表現します。森羅万象から発するエネルギーを受け取り、地球に生かされている瞬間を切り抜き、一筆一筆色を重ねる地道な作業で完成させます。全国の、彩色に合う土を探し、それをろくろで成形し、半乾きで削り出し、乾かして800°の素焼き。それをまたヤスリで削り、なめらかな陶器のキャンバスを仕上げ、そこに細密な写実水彩画を釉薬で描きます。最後の焼き入れは1250°の高温で焼き締めます。全て、食器として使えるものであり、眺めて楽しめるオブジェでもあります。特有の視点で描かれるその構図は、まるで生きているような迫力で楽しむことができます。

Pottery Artプロデューサー 鈴木幸一

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